1990年代中盤、北海道清水町。十勝平野を見下ろせる霊峰・剣山の麓では、年に一度、ある”祭り”が開かれていた。全盛期には1万5千人の観衆が詰めかけたこともある。山の斜面を切り拓いた野外会場に集まったのは、弥勒菩薩を本尊として祀る宗教法人「天地正教」の信者たち。その中心に設置された、丸太を六角形に組んだ巨大な木箱の中に、「護摩木」と呼ばれる木札が大量に積まれている。そんな会場内に、「これより点火を始 …
「実は、弥勒菩薩は文鮮明なんだよ」…!帯広の小さな宗教団体 …
清水町