<港町下田の少女 昭和に恋して>(19)一つの時代が終わり どう … 下田市 X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2025.12.28 日本に帰国後、ドイツの製薬会社の秘書募集の広告を見て試験を受けると、採用された。毎日、ドイツからの手紙、書類を翻訳。厚生省に新薬の申請書を届け、ドイツからのドクター夫妻をもてなし、京都や祇園、国技館にも案内するという楽しい仕事もあったが、忙しすぎて帰宅するとすぐ寝てしまう。消耗していく心。何かが絶対足りない。そして私は「歌を忘れたカナリア」だと気付いた。 ▶ 元記事を読む