1 保存管理計画策定の経過と必要性
静岡県内の名勝として見事な自然美を誇る伊豆西南海岸は本県の代表的な海岸です。近年、急速に巨大化してきた開発の波は、本地域の周辺はもとより、その中心部まで及んできています。おそらくこの勢いで開発が進むならば、遠からず文化財としての価値を失う懸念さえあります。このため、国、静岡県とともに南伊豆町、松崎町、西伊豆町もこれまで名勝伊豆西南海岸の文化財としての価値の保全に努めてきましたが、社会情勢及び生活様式の変化により、今後、指定地の保護、管理と住民生活との関係も複雑化することも予想され、地域住民に与える影響も大きくなってきます。これに対応するきめ細かい手だてが必要となってきています。
こうしたことから、南伊豆町、松崎町、西伊豆町では、国及び静岡県の指導のもとに、指定地を特性に応じて区分した地区と取り扱い基準を設定することによって、その保護並びに保存管理体制の適正化を期することとしました。
名勝伊豆西南海岸保存活用計画[PDF:22.9MB]
2 地区の種別と取り扱い基準
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